『THE FIRST SLAM DUNK』の
復活上映を観てきました!
もうホント、最高でした!
めちゃくちゃ興奮しましたよ
マジで観に行ってよかったToT
40代のおじさんなんて、
スラムダンク、ドンズバ世代。
感動しないわけがない。
小学生の頃は
三井寿に憧れて、
3ポイントシュート
練習しまくってました(笑)
映画に触発されて
めっちゃエモい
少年時代の記憶が
蘇ってきたので、
ぼくがバスケに
夢中になってたときのことを
お話しさせてください。
今から30年前の話です(笑)
圧倒的な敗北を味わった日
1994年2月某日。
東京都内某小学校体育館。
ピピーーーッ!
「試合終了!!!」
「26対8で、2組の勝ち」
5年生による球技大会。
最終種目の男子バスケットボール。
ぼくたち1組は
圧倒的なスコアで敗北しました。
- 男子サッカー
- 女子ソフトボール
- 男女混合ドッヂボール
- 女子バスケットボール
- 男子バスケットボール
1組は、全種目で
2組に圧倒的な差をつけられて
ぐうの音も出ないほどの
敗北を味わいました。
いま思うと、2組って
露骨に運動神経の良い子が
集められていたんですよね。
サッカーの選抜や
野球の選抜に
選ばれるような子
はもちろんのこと、
足の速い子は軒並み。
そんなことあるの?
って思うかもしれないけど、
大義名分としては、
1組は「中学受験組」
2組は「非受験組」
という分け方だったそうです。
(たしかに1組は、中学受験する子が多かった)
5年生ですし、
クラス分けのときから
運動能力の差はわかっていました。
運動会みたいな
ほかの運動系のイベントは
各組で赤と白にわかれるのに、
なぜか球技大会はクラス対抗。
絶対に勝ち目がないことが
わかっているので、
球技大会とかマジで嫌だったし、
やる前から戦意喪失していました。
やる気がなかったのは
間違いないんですが、
とはいえ、全戦全敗北は、
さすがに悔しかった。
わかってはいたけど、
ここまで圧倒的に敗北するとは。
同じ小学5年生なのに、
こうまで差がつくのか。。。
もう、悔しくて悔しくて
めちゃくちゃ泣きました。
どうやら、ぼくだけじゃなく、
クラスのみんなも
かなり悔しかったみたいで、
球技大会の翌日、
みんなで反省会したんです。
で、みんなで話し合って、
「来年、バスケだけ勝とう」
って決めました。
1組は身長が高い男子が多かった。
ただそれだけの理由です。
それだけの理由で、
男子バスケだけは勝とう
そう決めました。
休み時間をバスケに全振り
そこからの ぼくたちの執念は
いま思うと凄まじかったです。
中休みも
昼休みも
全部、バスケの練習に
注ぎ込みました。
「練習」といっても、
ただ2チームに分かれて
試合をしているだけですが、
晴れの日は校庭で
バスケバスケバスケ
雨の日は体育館で
バスケバスケバスケ
放課後も集まれる子は
校庭に集まって
バスケバスケバスケ
受験勉強がある子は、
塾の時間まで
バスケバスケバスケ
ほんと毎日のように
バスケしてました(笑)
ほかにもいろんなこと
やってたとは思うのですが、
体感的には、
一年間の休み時間の大半を
バスケに注いでいたように思います。
涙の選手選抜
月日は流れ、1995年2月。
6年生最後のイベントとなる
球技大会。
種目は昨年と同じく
- 男子サッカー
- 女子ソフトボール
- 男女混合ドッヂボール
- 女子バスケットボール
- 男子バスケットボール
学級会で、出場選手を決めます。
スタメンとベンチ合わせて6人。
みんなで取り組んできた
バスケットボール。
誰しも出場したい気持ちはあります。
しかし、出場したい気持ちよりも
去年の雪辱を晴らしたい。
バスケットボールの出場選手は
自分以外への投票で決めることに。
選ばれても選ばれなくても
恨みっこなし。
そうみんなで決めて
投票をしました。
*
**
***
選手決定。
選ばれなかった子は、
涙を流しながら、
「絶対勝ってくれよ!」
「全力で応援するから!」
と激励をしてくれました。
選手になった子は、
選ばれて良かったと思う一方
選ばれなかった子たちの
悔しさも痛いほどわかる。
なんかもう、やる前から
全員号泣の選手選抜会に
なっていました。
いざ、決戦の球技大会
球技大会当日。
男子バスケットボール以外は
予想通りの展開。
- 男子サッカー
- 女子ソフトボール
- 男女混合ドッヂボール
- 女子バスケットボール
圧倒的全敗。
でも、去年とは違う。
誰の目も死んでいなかった。
それは、全員が
男子バスケでの勝利を信じているから。
最終種目
男子バスケットボール
2組の担任マジョ先生も
味なことをしてくれるよね。
1組が一年間バスケばっかり
やってたのを知っているわけですよ。
で、
「返り討ちにしてやろう」
とでも言わんばかりに、
バスケを最終種目にして
運動神経抜群の
強強最強メンバーを
バスケに当ててきた。
「1組のお受験集団は、
私の銀河系軍団には
勝てませんよ~~~」
ってなわけです。
味なこと、、、
というより、もはや嫌味。
ここまで煽られたら
絶対に負けられない。
一年前の雪辱を晴らすため
クラス全員の思いを胸に
スタメンがコートに進む。
【1組スタメン】
- マルオ(学年で一番でかい)
- たあくん(学年で二番目にでかい)
- ミッチー(3Pシュートうまい)
- リョーちん(ちっちゃいけどシュート上手い)
- イケガミ(ディフェンスうまい)
【2組スタメン】
- ヴォルト(学年で一番足速い)
- キリュー(学年で二番目に足速い)
- カズクン(サッカー選抜)
- イチロウ(野球選抜)
- タケイ(オールラウンダー)
いよいよ試合開始です。
ティップオフ!
*
**
***
****
ピピーーーッ!
「試合終了!!!」
「2対32で、1組の勝ち」
蓋を開けてみれば
完全に一方的な展開でした。
相手に許したゴールは
フリースロー2本のみ。
途中で、相手の戦意が
喪失したのがハッキリと
わかりました。
正直、やる前から
負ける気はしていなかったのですが、
ここまで圧倒的になるとは
思っていませんでした。
1年間の練習の成果は
予想以上に圧倒的なものでした。
かくして
1年越しの大勝利を
おさめたわけですが、
往生際が悪いのは
2組の担任マジョ先生。
「これは何かの間違いだ」と、
再戦を申し込んでくる始末。
ベストメンバーじゃなくても
全然勝てると確信していたので
泣く泣くスタメンを譲った
子たちのリベンジマッチと
いこうじゃないか!
と、返り討ちモードだったのですが、
当の2組スタメンが、
「絶対勝てないから
やめてください」
とマジョ先生にお願いして、
再戦は実現しませんでした。
一年真剣に取り組むことの凄さ
ぼくの昔話にお付き合いいただき
ありがとうございました!
実はこの話、
ぼくの高校からの親友が大好きで、
会うたびに話してるんです(笑)
だから、いつかどこかで
披露したいなあと、
ず~っと思っていたんですよねf^^
小学生の話ではあるんですが、
一年間、1つのことに真剣に取り組むって
本当に凄いことだと思います。
ぼくたちにはコーチがいたわけでも
先生に教えてもらったわけでもなく、
ただ、ひたすらバスケをやっていただけ。
それだけでも、圧倒的な敗北を
圧倒的な勝利にひっくり返すことができました。
じゃあ、大人が正しい知識を学んで
正しい方向に努力したらどうなるか?
一年間継続したら、それって
人生変わるような変化が起こるに違いない。
ぼくはそう思います。
SLAM DUNKを観て、
小学生の頃のことを思い出し、
真剣に継続することの凄さを
改めて心に刻んだ1日でした。
P.S
いつの間にか
バスケ強強くんになっていた
ぼくですが、
まわりの誰もが
中学はバスケ部に
入ると思っていました
めっちゃ誘われましたが、
きっぱり断りました。
なぜかって?
中学校のバスケ部が
リアル湘北高校みたいな
不良の集まりだったの。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
というわけで、
「怖い」という理由で
サクッと、ブラスバンドに鞍替えして
音楽の道に進むのでした。
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