エッセイ

5歳の娘の”遠慮”が、ぼくに決意をさせてくれた話

「パパ、これは高いからダメだよね?」

そう言うと、5歳の娘は
手に取ったぬいぐるみを
そっと棚に戻した。

その一言が、
ぼくの胸に突き刺さった。

「このままで大丈夫いいのか?」

節約はしている。
けれど、不安は消えない。

娘に“我慢”を教え続けることが、
果たして本当の意味での
“守る”ことなのか?

ぼくが”節約”ではなく
“増やす”ことを決意した
ちょっと前の物語。

パパ、これは高いからダメだよね?

5歳の娘がつぶやいた。

小さな手に握っていたのは
お気に入りのキャラクターの
ぬいぐるみだった。

本当に欲しかったんだと思う。
でもぼくの顔色を伺って、
そっと棚に戻した。

その瞬間、
胸がギュッと締めつけられた。

 「今度お誕生日のときにね」
と笑ったけれど、
心は笑っていなかった。

「こんなに小さな子に
 気をつかわせてしまってるんだな…」

家計のことなんて、
まだ知らないはずの年齢。

なのに、もう
「パパにお願いしちゃいけない」
と思わせてしまっていた。

ぼくは、節約することで
必死に家計を維持してきた。

でもそれは、
家族に安心を与えてはいなかった。

節約の裏にある
“無言の我慢”に、
気づけていなかった。

「このままで、ほんとうに
 大丈夫なんだろうか?」

 娘の一言が、
ぼくにそう問いかけてきたような気がした。

節約で心がすり減っていく

無駄遣いは一切していなかった。

長いことカフェには行ってない。
コンビニでペットボトルも買っていない。

ランチ代節約のために
昼食そのものを抜くようになっていた。

「1日1食の方が健康にいいらしい」
と、自分に言い聞かせながら。

家計簿アプリを開くたび
数円単位で切り詰める日々。

スマホは中古で格安SIM。
サブスクも全て解約した。

週末のお出かけも、
公園や無料イベントを
選ぶようになった。

お金を使わなければ、
確かに赤字にはならない。

だけど、心のどこかで
何かがすり減っていくのを感じていた。

そして、娘のあの一言
「これは高いからダメだよね?」

節約に必死なぼくを見て、
何も言わずに“諦め方”を覚えてしまった
娘の表情を思い出すたび、
「これで本当に良いのか?」という声が
自分の中で大きくなっていった。

「収入を増やさないと
 このままじゃ限界がくる」

そう感じてはいたけれど、
何をすればいいのかわからなかった。

副業に関する情報はたくさんあったけど
どれも難しそうで、自分にはできない気がして。

SNSの住人たちは
「未来は自分の力で変えられる」
って言うけど、まったく理解ができなかった。

スキルも知識もないし、
経験も実績もコネもない。

そんなぼくに、未来が変えられるって?

とても、信じられない。

「でも、何かを変えたい。」

そんな思いだけが、
ずっと心の奥に残っていた。

“ネット上に自動販売機を置く”という考え方に出会った

そんなある日。

Xのポストをぼんやり
眺めていたときのこと。

ふと、流れてきた投稿が目に留まった。

「ネット上に自動販売機を置きませんか?」

一瞬、意味がわからなかったけど
なぜか気になってタップした。

 リンク先にはこう書かれていた。

「時間を使わずに、価値を届けて、収益を生む仕組み」

なんのことかと思ったら、
自分の経験や知識を
コンテンツにして
販売するというものだった。

“自分にとっては当たり前”のことが、
“誰かの助け”になり、
しかも「価値」としてお金に変わる。

そしてそれは、一度まとめれば、
あとはネット上に「置いておくだけ」。

 まるで、自分だけの自動販売機のように、
必要な人がいつでも買ってくれるという。

「これなら、できるかもしれない」

翌日から、ぼくは
自分だけの自販機作りを始めた。

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

はじめてコンテンツが売れた日。

その通知を見たとき、
思わず声が出た。

「うそ…本当に誰かが買ってくれたんだ」

未来は、自分の力で変えていける

節約も大事。
でも、それだけじゃ
“守る”ことはできなかった。

それを教えてくれたのは、
他でもない、娘のあの一言だった。

物価は上がるけど
給料は上がらない。

そんな状況で、
いくら節約しても
いつか限界が来る。

娘が”遠慮”した時点で、
限界が来ていたのだと思う。

だから、変わらなきゃと思った。

あれから、1年以上経つ。

今では、
娘に“遠慮”じゃなく“希望”を
伝えられるようになった気がする。

自分には何も無いと思って
節約することしかできなかった
過去のぼくに伝えたい。

「未来は、自分の力で変えていけるよ」

今なら、自信を持ってそう言える。

たあくん

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