「年収が上がれば幸せになれる」
「年収が下がったら不幸になる」
会社員時代のぼくは、こんな風に考えていました。
今の仕事や年収に満足していない人の中には、
ぼくと同じように、
- 今不幸なのは収入が少ないからだ
- 年収が上がれば、すべて解決する
と考えている人も、いるのではないでしょうか。
だけど、仮に年収が高い仕事に就けたとして、
収入が上がったとして、
本当に幸福になれるのでしょうか?
最初に結論を言ってしまいますが、
年収が上がっても、幸福度は上がりません。
「そんなの嘘だ!」
と思うかもしれませんし、
「そんなの嘘だ!」
と思いたい気持ちもわかります。
ですが、残念ながら、
研究で明らかになっている真実です。
今回は、そんな「収入と幸福度」にまつわるお話をしようと思います。
給料の過多は仕事の満足度とは関係ない
「収入が多い方が幸せに決まってる」
「高給取りの方が満足度が高いに決まってる」
普通に考えれば、そう思うでしょう。
ですが、フロリダ大学の研究で、
給料の過多は、幸福度や仕事の満足度に影響がない
という研究結果が出ています。
「給料」と「仕事の満足度」の相関を調べる研究なのですが、
相関関係は「r=0.15」という結果でした。
この数値は、
1に近いほど相関関係が強く、
0.5以上であれば相関関係があるとされます。
「r=0.15」がどういう数値かと言うと、、、
もうお分かりかもしれませんが、
ほぼ無関係
という数値です。
いやいや、でも、たまたまかもしれないじゃん。
と思うかもしれませんね。
ですが、この研究には、
「メタ分析」という手法が使われているんですね。
メタ分析は、複数の研究結果を組み合わせた分析手法のことで、
多くの研究手法のなかでも、最も正解に近い結論を出すことができるとされています。
どういうことかと言うと、
給料の過多と仕事の満足度は、
ほぼ無関係 = ほぼ間違いない
ということです。
ちょっと夢がないような気もしますし、
にわかには信じられない結果なのですが、
これが、現実です。
年収倍になってもと幸福度は上がらない
フロリダ大学の研究では、
給料と仕事の満足度はほぼ無関係
という結果でしたが、
年収と幸福度の関係はどうでしょうか?
この点については、ノーベル賞受賞者の
ダニエル・カーネマンの研究が有名です。
年収300万~500万円くらいまでは、
年収が上がるごとに、幸福度が上がるのですが、
それを超えると、
幸福度の上昇率が悪くなるんです。
年収800万円以上になると、
幸福度の上昇率はほぼ横ばい。
年収800万円を超えると、それ以上お金を得ても、
「以前より幸せになったなあ」
とは感じられなくなってしまうんです。
日本人の年収の平均は
だいたい450万円くらいなのですが、
仮に、年収が倍の900万円になったとしても、
幸福度は5%しか上がりません。
もちろん、もっと年収が低い人は、
年収が上がれば、ある程度幸福感を得ることはできます。
ですが、多くの人にとっては、
年収が上がれば幸せになれる、とはならないんです。
これも、にわかには信じられないですよね。
でも、現実です。
お金って、意外と人を幸せにしてくれないんですねorz
どうすれば幸せになれる?
給料が上がっても、仕事の満足度は上がらない。
年収が上がっても、幸福度は上がらない。
では、どうすれば幸せになれるの?
簡単です。
仕事以外の人生を充実させればいいんです。
たとえば、結婚。
仲の良いパートナーと結婚をすると、
年収が上がるより、767%も幸せになれるんです。
たとえば、健康。
健康レベルがちょっと良くなるだけで、
年収が上がるよりも、6531%も幸せになれるんです。
つまり、年収を上げるために必死に働くより、
最低限の生活費をつくったあとは、
時間を趣味につかったり、
健康増進に使ったりする方が、
幸福度は飛躍的に上がる
ということなんです。
少しだけ、ぼくの話をしますね。
ぼくは、40歳で会社をやめてフリーランスになりました。
年収は150万円くらい下がったんですね。
さて、ぼくは不幸になったと思いますか?
答えは、NO。
むしろめっちゃ幸せになりました。
通勤時間がなくなった
対人ストレスがなくなった
会社からの意味不明な命令がなくなった
もう、これだけでもめっちゃハッピーなんですね。
そして、何より、
仕事以外の時間がめちゃくちゃ増えた
これが一番大きかったです。
子どもといられる時間が、
すご~~~~~く増えたんですね。
毎朝、子どもと一緒に保育園までお散歩
毎日、子どもとご飯を食べて、お風呂に入る
毎晩、いっしょに遊んで、絵本を読んで、一緒に寝る
子どもが小学生になった今は、
一緒に宿題をやったり、
ゲームをしたり、
家庭菜園やったり、
市民プールに行ったり。
子どもがやりたいといったことを
なんでも一緒にやってあげられる。
控えめに言って、めちゃくちゃハッピーです。
お金が不要、というわけではないですが、
幸福度を決めるのって
自由と時間だな、と
強く実感しています。
今回の話をまとめると、
- 年収が増えても、幸福度はあがらないよ
- 幸福度を上げるなら、仕事以外のことに費やすほうがいいよ
ということです。
最後に、劇作家のバーナード・ショーの名言を紹介します。
20代の頃より10倍金持ちになったと言う60代の人間を見つけるのは簡単だが、そのうち誰もが10倍幸せになったとは言わない
幸せって、お金じゃないんですね。
P.S
年収800万円以上になると
幸福度が横ばいになるなら、
年収800万円くらいあって、
自由な時間がめっちゃある
ぼくとしては、これが一番、理想的なんじゃないかと思うわけです。
でも、これって、
会社員だとほぼ実現不可能なんですよねf^^
フリー編集者でもちょっと無理。
年収は実現できても、
自由な時間が実現できない。
どうしたら、よいのだろう、、、
といろいろ迷走してたどり着いたのが、
「インターネットに自動で働いてもらう」
というビジネスモデルです。
このやり方について、
ぼくの無料メルマガで紹介しています。
ちょっとでも興味があったら、
下のリンクから、メルマガ登録してみてください。
何かのヒントを得られるかもしれません。
※不要だと思ったらすぐに登録解除できます。
================
コンテンツビジネスに興味があるけど、
「なんだか怖い」「よく分からない」
そんな人に向けて、
無料のメールマガジンを発信しています。
メールマガジンに登録いただいた方に、
無料で電子書籍をプレゼント中です!
「ネット上に自動販売機を作る方法とは?」
「コンテンツビジネスって何?」
「自由なお金と時間を手に入れるには?」
答えを知りたい人は、
下記リンクから
電子書籍を受け取ってください^^